アナスイっていうのは、女性の名前です。アナ(ANNA)スイ(SUI)さん。
彼女は、デトロイトで生まれた中国系のアメリカ人です。
アナスイさんは、ファッションデザイナーであり、このアナスイという会社を興した人なのでした。
このアナスイさんの長財布によく見られる、おっきなちょうちょやおっきなバラは、なんとなく、彼女の中国のDNAからのひらめきのような気がする私です。
だって、知り合いの中国人女性達は、派手派手なファッションが好きなんですもん。
とにかく、中国人女性も、アナスイさんのデザインもビビッ...
アナスイだけには限らないのですが、財布には買う時期があるって知ってました?
もちろん、湯水のように使っていいお金がある人は別です。
湯水マネーが自由自在の人には、お財布を買う時期はありません。
ワタクシが対象としているのは、金運に恵まれる人になりたいっ!って思っているいる人です。
せっかっく、ゴージャスなアナスイ長財布を買うならば、ゴージャスなレディでいるためにも、金運は必須なのです。
お財布を買う季節はジャジャーン春です。
春っていうのは、新しいものが息吹く季節ですよね。縁起がいいのです。
そ...
お財布をご機嫌にしてあげると金運がアップします。
ゲットしたアナスイ長財布の保管場所ですが、それは、暗い場所です。
お財布ってくらーい場所を好むんですって。
確かに、お日様の下に置いておいたら、盗まれそうです。
お財布はいつも決まった場所に置いて欲しいという乙女心をもっているそうです。あっ、財布の性別は不明ですが・・アナスイの財布なら、女性か、ゴージャスなオカマちゃんだと思います。
そして、家の北にある押入れなんかが好みだそうですよ。お財布。
金運抜群の松居一代さんが仰っていたのですが、お財布に...
アナスイの財布を初めて見たのは、5年前だった。
白い人造大理石とウッドをベースにしたホテルの洗面台に置かれていたその財布は、紫をベースに、アナスイのバタフライがあしらわれ、しっかりと存在感を放っていたのだ。

俺は、やや失礼なマネだと頭の片隅で思いながら、それでもさすがに手にはとらずに、その財布をシゲシゲと見てしまった。
「何みてるん?」
彼女が言う。
「いやぁ、ずいぶん存在感のある財布だなぁ、と思って」
「アナスイのね、ドルチェパープルだよ」
今ならわかる。彼女は、いたくそのアナスイの財布が気...
アナスイの財布について、気のない俺の返事に、彼女は少し気を悪くしたようだ。
「これ、ニューヨークのブランドなんよ。」
「ドルチェパープルは、その中でも、黒とか赤とかに比べたら、高いほうなんよ。」
アナスイの財布について、熱を込めて説明をはじめた。

今ならわかる。
けして潤沢といは言えない給料から、彼女は、無理して買ったんだろう。
アナスイの財布について気のない返事をした俺だが、それが悪かったと思うこともできないくらい、俺も若かったのだ。

俺は、アナスイの財布の話題に興味がもてなかった。

伊...
アナスイの財布・・。思い出すと、胸が痛い。

世の中には、街でベージュのコートをみかけると、指にルビーの指輪を探す男がいる。そして5年の月日が流れ去ったが、アナスイの財布を目に見えるように持ち歩く女性は、まずいない。アナスイに限らず、財布を目に見えるように持ち歩く人間は少数だろう。

アナスイの財布でよかったのかもしれない。アナスイのバックだったら、必ず見えてしまう。
幸いなのか、不幸なのか、俺は、指にルビーの指輪を探すなんてマネは、しないでいられる。

・・・いや、まあ、そもそも彼女の誕生石は...
もう、俺の人生で、アナスイの財布に出会うことなんてないだろうと俺は思っていたのだが、先日、思いもよらず、アナスイの財布に再会したw

アラフォーの彼女は、前の会社で一緒に仕事をした有能な戦友で、1年ぶりに飲もう・・と会ったのだ。
俺のアナスイの財布のイメージは、かなり若い女性が持つもの・・であった。
だが、何かの話から、アナスイの財布になって、「私、アナスイ大好き、財布も使っている」・・と言い出したのだw
「え?wいやぁ・・もっと若い世代が使うもんだと思ってたよ」
「あぁ、もちろん、自分が使うに...